来院者
50代 女性
初回来院
2022年 4月14日~7月15日
症状と来院理由
主訴:更年期の気分の落ち込み
来院理由:ホットフラッシュなどの更年期症状はなくすごしていたが、職場のストレスやプライベートでの役割変化等が重なり、気分の落ち込みやイライラ感が出現しました。
治療経過と内容
現在の辛さを傾聴し、自己決定へのプロセスを鍼灸が心身を整えるところでサポートすることを意識しました。
体の上部に熱がたまり、お腹と下肢が冷えている状況、身体が緊張している状況でした。
接触鍼への反応が良く、冷えの軽減とともに、ご自身を見つめ直しことができ、仕事や私生活でも新たなスタートを切ることができました。
治療方針:主として接触鍼法を用い、熱と冷えの不均衡を整えるとともに、緊張の緩和に努めました。
まとめ 生にはさまざまな岐路があり,その時に自律神経も乱れやすい状況になります。
日頃健康でまさか自分が…と思われる方もいらっしゃいます。そんな時にぜひ鍼灸を活用していただきたいと思います。本症例はまさしくそのようなかたでした。タイムリーに施術に通われ、健やかな心身を回復されました。