医学には大きく分けて、西洋医学と東洋医学の2種類があります。西洋医学は一般のクリニックや病院で採用されており、こちらの方がよく知られているかもしれません。
対して鍼灸は、東洋医学にあたります。
東洋医学とは
東洋医学とは、その名の通り東洋(主に中国)で発達した医学のことで、日本の伝統医学でもあります。
西洋医学では、身体の悪い部分に直接アプローチすることがほとんどです。
対して東洋医学では、患部だけではなく全身を捉えていきます。東洋医学のアプローチは時間がかかるものの、身体に負担がかかりにくく、全身をみるため根本的な改善が期待できます。
根本から良くなっていくと本来の力が取り戻され、生活の質の向上につなげていきます。
施術を受けて、「安心した」「先の未来が見えた」「諦めなくて良かった」「早く来れば良かった」そうおっしゃる方も少なくありません。
東洋医学で辛さ、悩み、痛みが改善される理由
東洋医学では、悪い箇所(結果)だけではなく病の根本的原因に対してアプローチしていきます。
辛さや悩みや痛みは結果です。
結果ということはかならず原因があります。
人間の身体は常に何かしら流れる構造になっています。
血液、リンパ、食べ物、老廃物、神経伝達時の電気信号、ホルモンなどなどです。
想像してみてください。流れが滞るとどうなりそうでしょうか?
自然界では空気の流れや水の流れがとどこおると、よどみます。さらに放置していくと有害化します。埃が溜まり続けたり、ボウフラが湧いたりと。
とどこおった状態を放置し続けた結果、できた病理物質を東洋医学では「毒」といいます。
身体の流れを良くして凝りを解すだけではなく、まずはこの毒を捌いていかなければ治療成績が上がりづらくなるのです。
当院では、流れを良くするために様々な観点から検査をし、身体のバランスをしっかりと整えていきます。
バランスが整えば自然とリズムが整い流れも良くなっていきます。
とくに血流、自律神経、メンタル、骨筋連動性、腸内環境を整え、流れを良くし、呼吸と血圧、体温の安定を図り、代謝と免疫をあげていきます。
病が生まれる場所
当院では、「病が生まれるところはどこか?」にも目を向け、追及しております。
万病の源は冷え、疲労、ストレス。ほとんどは生活習慣の中にあります。
1週間のうち、治療の時間はだいたい1時間。残りの167時間、どのようなことを考え、行動し、どんな習慣を持ち、どんな環境で過ごしているかの方が、治療の時間よりも重要なのです。
この167時間、健康的な考え方、習慣、環境になりますよう。私たちは良質なセルフケアの伝授、そして高品質のサプリにもこだわっております。
セルフメディケーション「健康自立」といいますが、皆さま自身が皆さまの身体を健康に導き、未然に病を防げるようになるまで情報提供を惜しむことなくさせていただいております。
健康を土台にした本当に過ごしたい時間、人生を過ごせるように支援させていただきます。