しびれについて
ビリビリしたり、ピリピリしたり、チクチクしたり、電気が走るような感覚になる症状を総称して「しびれ」といい、専門的には「神経痛」と呼びます。
しびれとは、身体中に分布している運動神経や感覚神経が何かしらの影響で機能しづらくなった時に起こる症状です。
冬の寒い日に雪を手でずっと触っていると出てくるピリピリした感覚や、正座をずっと続けて足がビリビリするのもしびれです。
こんな症状でお困りではありませんか?
- 動くと腕がすぐにぴりぴりする
- 足の裏側がびりびりする
- 手足の先が冷え、感覚がなくなるときがある
- 頚の後ろから頭のてっぺんにかけて電気が流れるような痛みがある
- 肋骨に沿ってチクチクした痛みがある
- 手足に力が入らない
- 感覚が鈍い感じがする
下記のように診断されることもあります。
- 坐骨神経痛
- 頸肩腕症候群
- 斜角筋症候群
- 後頭神経痛
- 肋間神経痛
- 腰椎ヘルニア、頸椎症
しびれの原因
しびれの原因の大半が、医学的にもはっきりとは解明されていません。
多く場合、湿布が処方されたり筋肉をほぐすのみで、症状の経過観察で放置されています。
自分でも温めたりストレッチをしたりしていると、軽度のものは回復してくるため同じくそのままにされることも多いのです。
しかし、身体が疲れていたり神経に悪影響が及んだりすると、症状が再燃してくるなど潜在的にしびれを抱えている方は少なくありません。
一般的な治療方法では改善しない場合があります
一般的な対処法としては
- 痛み止めを飲む
- 湿布を貼る
- 対応する筋肉をマッサージをする
- ストレッチをする
- 患部を温める
というものがありますが、なかなか根本的に改善していないのが実状です。
実は、しびれは神経そのものにアプローチすることが根本治療に繋がります。
当院での施術の進め方
当院では鍼灸を用いて、神経そのものにアプローチしていきます。
「神経が高ぶる」とよく耳にするように、神経そのものは過敏になりやすいものです。
しびれの原因は、神経自体が冷えたり血流に老廃物がたまっていたりすることだと、当院では考えます。
筋肉が硬くなることによってその部分の神経は絞扼され、しびれの原因となります。
正座をずっとしていると足がしびれる状態と一緒です。
いくら周りの冷えを取ったり、動きを良くして筋肉を緩めたとしても、なかなか改善に結びつきません。
過敏になっている神経そのものにアプローチすること、さらに運動神経や感覚神経のみではなく、身体の自律神経を調整してリラックスさせていくことが大切です。
鍼灸で神経そのものにアプローチできるメカニズム
鍼灸では、まずは施術した場所の血流を良くすることができます。
さらに鍼に対して身体に異物が入ってきていると脳が感知し、ますます身体を良くしていこうという反応が起こります。
人の身体が良くなる時は、リラックスしているときです。
鍼灸をした瞬間は身体は緊張しますが、時間をおくとどんどんリラックスして眠くなり、呼吸も深くなっていきます。
温泉に浸かっているような感覚です。
神経過敏を落ち着かせることを目的とした施術をするため、高い施術効果を得ることができます。
神経痛の悩みは他人には分かりづらいものです
神経痛の悩みは他人には分かりづらいものです。
一般的にどれだけ症状を訴えても、なかなか分かってくれる人も少ないのではないでしょうか。
お一人お一人それぞれの悩みを理解できるよう、当院の鍼灸師はカウンセリング能力を高めるために心理学も学んでおります。
改善されたあとの生活が一変する喜びを皆さんと分かち合う瞬間、「施術を受けてきて本当に良かった」とお声をいただきます。
あなたともそんな時間を過ごせることを楽しみにしております。