お子さんのこんな症状でお悩みではありませんか?
- 夜泣きがひどい
- おねしょが治らない
- ずっと下痢している
- 疳の虫によるかんしゃくやキーキー声をなんとかしたい
- アトピーで困っている
その症状、鍼灸で改善するかもしれません。
小児はりとは?
「小児はり」は、「小児鍼」・「小児針(しょうにしん)」とも言われ、子どもを対象とした「鍼(はり)」の技法として日本で開発されました。
江戸時代後期から盛んに行われ、日本独自の治療方法として歴史とともに確立されています。
一般的な「鍼」とは異なり、鍼を体に刺さず、専用の鍼具で皮膚をさする、あるいは皮膚にトントンと当てるだけの技法です。
「え?皮膚だけの施術でいいの?」
と思われることが多い小児はりですが、実は皮膚と脳はもともと胎内にいたころ同じ部位から発達してきました。
生まれたてであればあるほど、脳への刺激に繋がると当院では仮説を立てております。
実際に背骨の際の筋肉が肩こりのように張っている症状が出ている赤ちゃんもいますが、小児はりを実施してあげると筋肉が緩み、寝てしまうこともよくあることです。
『第三の脳 皮膚から考える命、こころ、世界』傳田 光洋 著
患児の症状に合わせて、効果が期待できる部位(経絡や経穴)に施術します。
その軽微な刺激はとても心地よく、施術中に眠ってしまう子どももいるぐらいです。
施術時間は2分~10分ぐらいと短時間ですが、子どもをリラックスさせ、自律神経症状、夜泣き、疳の虫(かんしゃくやキーキー声)、便秘、消化不良、夜尿症などを改善します。
また、近年では不登校や発達障害に対しても施術されています。
もともと「小児はり」は主に乳幼児から12歳ぐらいまでの子どもを対象に行われてきました。
しかし、最近は中高生・成人の自律神経症状や高齢者の認知症にも用いられ、その有用性が注目されています。
お子さまへの施術の進めかた
ここまるでは、1人ひとりの赤ちゃんやお子さんに合わせたオーダーメイド治療を実践します。
お身体を心地の良い環境でしっかりと東洋的に診察し、一元的な手法にとらわれずどこに施術すればいいのかを都度見極めていきます。
すべて国家資格を保有する鍼灸師が担当します。
初めてのお子さん、また初めての症状、どこにいけばいいのか分からないことが多いのではないのでしょうか。
ここまるでは東洋医学の叡智を共有して、皆さまに寄り添います。
小児はりをした先のお子さんの健やかな日常、安らかな笑顔、そして気負いすぎない子育てを共に実現していきましょう。