血管迷走神経反射とは何だろうと思う方が多いと思います。
みなさんどなたでも起こりうる事がありますので、簡単に説明させていただきます。
血管迷走神経反射とは
緊張やストレスなどで起きる血圧の低下、脈拍の減少などを起こし失神してしまうことをいいます。
その他に頭痛、吐き気や嘔吐、冷や汗などがあります。
副交感神経が高まることで血圧低下、脈拍の減少により
脳への血流量が一時的に低下することで血管迷走神経反射がおこります。
横になって休むことで治りますので特に健康上大きな問題になることはありませんが
転倒などによる怪我に注意が必要です。
どのような時に起るかというと
ワクチン接種後や血液検査の際に生じることがあります。
また、鍼灸治療の際にも同じようなことが起こることがあります。
原因として様々なことが考えられますが
注射や鍼治療に対して強い不安や緊張がある、
睡眠不足、空腹状態などにより起こりやすくなります。
血管迷走神経反射は再発してしまう傾向があるため
経験されたことがある方は事前にお伝えいただけると安心して施術を受けられます😊
予防として
睡眠不足や疲労を溜め過ぎない。
注射や鍼治療前は十分に睡眠をとりましょう。
万が一症状が現れても、慌てず横になり、休息をすることが大切になります。
今回は意外と身近に起こることのある
血管迷走神経反射についてお話しさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
石田