来院者

20代 女性

初回来院

2023年1月

症状と来院理由

主訴:頭部後面から首部のほてり,交通事故による首のむちうち

常にどこか悪い、普通に生活を送りたい。

治療経過と内容

治療方針:熱と冷えのバランスを整える。 むちうちの痛みの原因治療

初回治療時、

就寝時にほてりを感じていたが数日前から日中の時間帯にほてりを感じる。
緊張する場面ではほてりと頭痛を感じる。
首を後ろに倒すと痛みがでる。

治療後、
首の動きが改善され、お腹の張りも軽減した。
深呼吸を1日1回行うように指示。

2回目治療、

4日後に来院。初回の治療後、ほてりが気になりづらくなった。お腹の張りも初回来院時より軽減。むちうちの治療は肩甲骨付近に強いこりを確認し治療を行う。
深呼吸を意識して取り組めているとのこと。
追加で自宅で足湯を行うよう指示。

4回目治療
ほてりを感じる場所が変わり、頬の付近に短時間のほてりがまだ残っている。
治療を受け始めてから生理痛が軽減して来た。

6回目治療
ほてりが気にならなくなっている。
以前は緊張する場面でほてりが出ていたが、症状を理解し、深呼吸を行うことで緩和されている。
むちうちの痛みも軽減され首が動かしやすい状態が維持できている。

考察

普段から考え事が多く
自分自身に対してイライラしてしまうことが多かった。
日頃から深呼吸や足湯を毎日継続することで自律神経が整い、冷えと熱のバランスが整ったと考える。
心とカラダは繋がっている。心身一如という事を患者さんを通して改めて感じた。
むちうちの痛みは、事故当時の衝撃が肩甲骨付近に大きくかかり、コリが残存していたと考えている。
肩甲骨の処置により首の痛みが軽減する事は多い。