辛い「つわり」にお困りの方へ・・・
鍼灸治療をしている中で、「人それぞれ違うから」「つわりは病気じゃない」などと、
無理をし過ぎてしまう妊婦さんによく出会います。
本日は「つわり」についてお話しをさせていただきたいとおもいます。
少しでもお力になれますと幸いです。
つわりとは?
つわり(悪阻あくすうとも言います)とは、
妊娠初期において、主に吐き気や嘔吐などの症状が現れる状態を指します。
つわりは比較的に妊娠初期に見られる症状です。
・つわりの始まり
妊娠6週から8週頃頃
・ピーク
9週頃
・終わる頃
妊娠12週から16週頃まで
といわれていることが多いですが、期間は個人差があります。
つわりの主な症状
- 吐き気(つわり)
特に朝や食事の前後に吐き気が起こりやすいといわれていますが、日中や夜にも現れることがあり、時間帯が関係なく現れる方いらっしゃいます。 - 嘔吐(おうと)
吐き気が進行すると、実際に嘔吐(吐くこと)が起こることがあります。 - 食欲不振
特定の食べ物が受け付けられなくなり、食欲が減退することがあります。 - 疲労感
悪阻の影響で疲れやすくなることがあります。 - その他の不調
上記以外にも、頭痛・下痢・匂いに敏感になる・脱水症状・貧血など様々です。
悪阻の原因は?
〇妊娠時のホルモンバランスの変化
〇胎児の成長による体全体のメカニズムの変化
などが原因といわれていますが、決定的な原因はまだ明らかにされていない状況です。
そんな中でhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)と呼ばれるホルモンの影響が大きいと考えられています。
このホルモンは妊娠すると急速に分泌されるホルモンです。
ただこのホルモンが具体的に体にどのような影響を及ぼして悪阻をもたらすのかはまだわかっていません。
人それぞれ、だからこそ悩んでいる妊婦さんは多いかと思います。
つわりの鍼灸治療について
当院では鍼とお灸を使用してつわりの治療を行います。
お腹や背中、腰などに優しく刺激を与えることによりつわりを軽減していきます。
妊娠中は胎児への影響も考え、薬を飲むことへの不安感を抱える方が多くいらっしゃいます。
鍼灸治療は薬と違い副作用もなく、胎児への影響もないため不安なく治療を受けることができます。
つわりがひどい状態が続くと精神面にも負担がかかります。
安心して出産の準備ができるマタニティライフを送るために、ぜひ当院ををご活用ください。
ご相談は公式LINEから、
ご予約は以下のURLから可能です!
https://carecle.com/booking/cocomaru
是非当院でお力になります。
お気軽にご連絡ください♪
つわりのセルフケア
とはいえ、つわりがひどすぎて家を出ることもままならない・・・
なんて方もいらっしゃるかと思います。
まず簡単にではありますが、お家で出来るセルフケアをご紹介いたします。
- 足元・お腹を冷やさないこと
足元やお腹が冷えていることによって、身体はもちろん、内臓の働きをサポートしている自律神経に負担がかかります。
内臓に余計なストレスが加わることによって悪阻を増悪させている場合があります。
身体を冷やさないために以下のことを試してみてください!
◎必ず靴下やスリッパを着用する…フローリングを裸足で歩くと足からお腹まで冷えていきます🥶
◎足湯…入浴時に頭を洗っているときなど、ながらでもいいので足湯を行ってみましょう!
◎腹巻をする
◎レッグウォーマーを着用する
◎温かい食事や飲み物をとる - 水分補給を徹底する
水分が足りていないと身体は酸性に傾きやすくなります。
本来人間の身体はpH7.4あたりの弱アルカリ性に保たれるようになっています。
なので酸性に傾くことで、身体に負担がかかり、
・疲労
・内臓機能の低下
・抵抗力の低下(特に口内の健康)
などが起こります。
1.5L/日以上が望ましいです。
がぶ飲みはせず、ちょこちょこ飲みをして身体がしっかり吸収できるようにしましょう。 - ストレスを溜め込まないこと
これが一番難しいと思います。
しかし、あなたの身体は、これから出産を控えている何よりも大切なお身体です。
それ以上に優先するものはありますか?
思い切って、ご家族や周りの方の協力や理解を得ましょう。
必ず力になってくれます!
◎太陽の光を浴びること
◎呼吸をすること…息が止まっていませんか?まずはため息からでもいいので、深い呼吸をしてみましょう!
◎沢山話すこと…話すことは呼吸の1つです。吐き出しましょう。
一般的に治療法はなく、中期に入るまで時間の経過が解決するといわれてしまう事がほとんどです。
困っているのは今だと思います。
無理せず、頼れるものはたくさん頼りましょう!
稲毛駅前鍼灸院ここまる