来院者
40代 男性
初回来院
2023年 8月
症状と来院理由
主訴:右首の寝違え
数日前に寝違えてから寝起きに首にこわばりを感じている。
首を動かすと痛みが出現。特に上を向く動作で右の首に痛みが現れる。
しびれや筋力低下は無し。
数年前に交通事故でむち打ちの経験。
治療経過と内容
治療方針:背骨の動きを改善する。
交通事故でむち打ちを経験すると衝撃が肩甲骨付近に強く加わることで肩甲骨周囲の筋肉が硬くなりやすい。
今回の症例も肩甲骨の筋肉が硬く背骨の動きが制限されていることが確認できた。
初回来院時
痛みの出ている右側の首に対応するツボを治療すると首の動きが改善。
肩甲骨周囲の筋肉に対する施術を行う。
初回治療後
首の痛みが半分近く軽減され、可動域も上がる。
腕のストレッチをセルフケアとして伝える。
2回目来院
一週間後に来院。
首の痛みが改善され日常生活で気になることが無くなった。
首の筋肉と肩甲骨の硬さが残っているためそれぞれに対応するツボに施術を行う。
状態が良いため一週間後に経過を確認させていただくように伝える。
3回目来院
首の痛みは消失。
全身の調整を行い、首の治療は終了とした。
考察
今回の寝違えは数年前に経験した交通事故の影響が大きく関わっていると感じた。
交通事故の衝撃は肩甲骨に伝わり結果として首の痛みを引き起こすことが多くある。
原因と考えらる肩甲骨にアプローチできたことが早急に首の痛みが緩和された要因だと考えている。