来院者

40代 女性

症状と来院理由

首肩こり、眼精疲労

治療経過と内容

治療方針:パソコンでのデスクワークによる不良姿勢の改善、肩こりの原因と考えられる筋肉の緊張緩和。首の筋肉が正しく動ける状態を目指す。

右首の筋肉が上手く使う事が出来ずに、左の首に負担が多くかかっている状況と考えた。
寝る直前まで仕事をしている。その為、脳の興奮状態が続き身体が休まっていないと考え、自宅で就寝前のお灸を指示。

1回目治療後、右首の筋肉が使えるように変化した。自営業のため精神的な疲労を感じ、深くお話を傾聴した。
2回目治療後、就寝前にお灸を行う事で寝つきが良い事を実感。
4回目治療後、眼精疲労が軽減。翌朝の目の疲れが無くなる。
お腹のツボに反応あり、呼吸が浅くなっていると考え、セルフケアとして深呼吸を行うように指示。
7回目治療後、首肩こりが軽減。眼精疲労の出る頻度も減少。

考察

首肩こり、眼精疲労は筋肉の硬さを軽減する事も重要だが、ご本人の抱えている悩みやストレスを軽減していく事が重要だと考える。
睡眠の質が変わり、心身が安定する事で症状の緩和につながったと強く感じた。
また、筋肉が正しく動ける状態が日常生活での負担を軽減していくと考察している。
「病院で痛みを止める治療と違い、体質が改善した」と嬉しいお言葉を頂戴した。