来院者

30歳、女性、東京都葛飾区在住

初回来院

2020年6月

症状と来院理由

主訴:不妊症

約3年以上、クリニックでタイミング療法を続けてきたが一向に妊娠に至らない。
煙草も仕事もやめ、生活習慣を整える。
しかし、陽性反応はない。

人工授精にステップアップして3回とも陰性。
そのタイミングで身体を根本から改善しようと思い、受診した。

治療経過と内容

治療方針:芯の冷えを取り去り、新陳代謝を良くする

初回、カラダが冷えきっている状態だった。
足湯と自宅灸の指示を出し終了。

2診目以降、熱心にセルフケアをした結果、冷えが少しづつ改善される。

5診目以降、ご主人の施術もスタート。
人工授精とタイミング療法についてヒアリングをし、本人、ご主人、施術者、三位一体となり、治療スタートしてから4ヶ月後の排卵期に合わせて力を合わせた。

無事に陽性反応。
「妊娠するカラダだったと思えただけで嬉しい」と言葉を頂戴した。

同時に治療した症状

頭痛、肩こり

使用した主なツボ(使用した主な手技)

子宮穴、三陰交、照海、列缺、仙骨調整、頭蓋骨調整

考察

ご主人とも協力して施術できたことが成果に繋がったと示唆する。
女性だけの努力ではなく、家族としての協力することの重要性を改めて認識した。

冷えは万病の元と云われるが冷えを取り去るだけでも妊娠率があがることに繋がる。
これからもセルフケアを積極的にお伝えしたい。