
【誕生日】10月7日
【出身地】東京都
【趣味】自然散策、街歩き
【取得資格】鍼灸師、保健師、看護師、社会福祉士
看護師、社会福祉士、保健師として複数施設に勤務。
ひとりひとりに合わせて行う鍼灸施術に魅せられ、国家資格 はり師・きゅう師免許を取得。
前職は保健師として、妊婦さんの健康相談に従事。



初めまして、鍼灸師の橘育子と申します。
幼い頃「24時間テレビ」を見て、子どもながらに健康や福祉に関わる仕事のすばらしさを感じ、医療機関・福祉施設・行政・施術所と、長く健康に関わる仕事をしてきました。
鍼灸はおひとりおひとりにあわせて行うオーダーメイドの施術です。原因のわからない心身の不調にも、不調が少ない方の健康維持にもお役立ていただけます。
皆さまの健康な毎日に寄り添える存在になれたら嬉しいです。お気軽にお声掛けくださいね。
看護師として働いて感じた違和感
始まりは病院での看護師業務でした。
私自身は、健康に関わるこの仕事はその人を色々な側面から統合的に理解し、さらに深めることが大切だと考えていました。
病院で採用されている西洋医学は、感染症やがんなどで苦しむたくさんの人命を救っているすばらしい医学だと感じています。
一方で、人の身体を細分化してとらえる西洋医学に対して「なにかが足りない」と感じることもありました。
そのもの足りなさの正体がわからないまま、時は流れ、結婚して3人の子どもに恵まれました。しかし、末っ子が生後まもなく生命に関わる病となります。
子供の最期が近づいて改めて感じた、病気ではなく「この子の全体を考えたい」
末っ子は闘病の末、最終的には打つ手がない状況で「ここ3日が山」という宣告を受けました。
残りの3日間、私たち夫婦が選べる選択肢は2つ。
我が子をICU(集中治療室)に入れて、一緒にいる時間がきわめて限られる環境で過ごすか。
ICUのような治療はできないけれど、今まで通り、なじみのスタッフに囲まれた環境で家族とともに過ごすか。
決断に迫られた時、ふと「病気のことだけじゃなくて、この子の全体を考えたいな」という思いが湧き上がったことを、今でも鮮明に覚えています。

その人をまるごと捉える鍼灸との出会い
少し落ち着いたタイミングで、偶然にも「鍼灸」との出会いがありました。
「身体を触ったり脈を測ったりするだけなのに、どうして自分のことをわかってもらえるの?」
施術を受けた瞬間、衝撃が走りました。それはまるで、欠けていたピースを見つけたような感覚でした。
鍼灸は東洋医学にあたります。
患部だけではなく、その人をまるごと捉える東洋医学の考え方は、私が今まで感じたもの足りなさを解決してくれるものでした。
当時は仕事に追われやや落ち込み気味になっていましたが、「鍼灸を勉強したい!」という思いが勝り、鍼灸の道に進みます。
東洋医学では、身体に触れさまざまな診察をする中で、異なるひとりひとりを理解することを大切にしています。
西洋医学では「異常なし」と診断された患者さまでも、鍼灸を受けてだんだん良くなっていく様子を目の当たりにし、どんどん魅せられていきました。
鍼灸を通して稲毛の街に恩返しを
私の住まいは西東京の山がよく見えるところです。「そんな人がなんで千葉で鍼灸を?」と、多くの方からご質問いただきます。
実は、稲毛は私にとって忘れられない思い出の土地。子育て期を過ごした街です。今の住まいに移り住む前は、稲毛に住んでいました。
当時 4歳、2歳の子供たちのお世話と、末っ子の闘病。振り返れば大変なことの連続でしたが、稲毛の街とそこで出会った方々にたくさん助けていただきました。
再び稲毛とのご縁が得られたことに感謝しております。そして、かつて助けていただいたことを、鍼灸を通して恩返ししたいと考えております。

「検査では異常がないと言われたけれど、やっぱり調子が悪い…。」
「気にしているのは自分だけかもしれない。私が気にしすぎなのかもしれない…。」
そう感じることでも、ぜひ私たちにご相談ください。
西洋医学と東洋医学それぞれの良き点を活かしつつ、皆さまの心の拠り所となる存在でありたいと思っております。
おひとりおひとりのよくなろうとする力が十分に引き出されますように。おひとりおひとりがご自身の望む生き方ができますように。
二人三脚で、あなたが望む未来を手に入れるサポートをさせていただきます。